江戸食と酒と旅の話

江戸文化好きライター・花松のブログ

タレは辛口アッサリ。両国「明神下神田川支店」の香ばしい肝焼きと鰻重に舌鼓

f:id:mamiwa02:20190525004707j:image

両国にある鰻とすっぽん料理の「明神下神田川支店」で鰻重ランチ。こちらは、全席畳部屋の個室という、ちょっと贅沢なお店。そしてもちろん接客も鰻もそんじょそこらの店とは比べ物にはならない。ところが建物はかなり年季が入っており、高級店というよりどことなくおばあちゃん家を思い出す風情なのがちょっと面白い。かしこまらずに、くつろげるのが、いい。

コースの会席料理などもあり、ちょっとした会合などにも使われているのだろうか。

私たちは何はともあれ、鰻。コース以外の一品料理は、鰻重、白焼、肝焼き、酢の物、お刺身など。品数は多くはないが、鰻屋さんなのでそんなものだろう。

酢の物と肝焼きをオーダーする。酢の物がやってきたが、前回来たとき出されたお通しがこの日はなかったので、気になり聞いてみると、できますよ失礼しました、と。

少しゆっくり飲みたいなぁなんて人はリクエストしてると良い。季節の食材のものなのだろう。

酢の物は、刺身やもずく、きゅうり、枝豆豆腐のようなものが入っていて豪華。

そして肝焼き!これが香ばしく焼けており、肝のほろ苦さと相まって美味! 甘さはかなり控えめでシンプルな味付けだ。

お酒を満喫して、お待ちかねの鰻重。こちらも、タレはかなりあっさり。身が締まった鰻の味わいをたっぷりと堪能できる。セットのハマグリのお吸い物がこれまた、薄口で上品な味わいで、とても印象深かった。

同店は創業は1805年の明神下神田川本店から暖簾分けされた店。明神下神田川本店のはじまりは、青物市場にやって来る人足さんたち相手の屋台。肉体労働者相手のため、タレは甘さを控えた辛口だったそうで、江戸時代から現在までその味を引き継いでいる。

今回味を運んだ支店は大正7年創業だ。

蒲焼きのタレは、本店からのれん分けしたときにもらったタレに、95年間つぎ足してきた秘伝の味とのこと。キリッとした辛口のあっさり系。ちなみにすっぽんは本店にはない。すっぽんもいいし、本店にも行ってみたいなぁ……。

そうそう、もう一つ、両国にあるだけあって、昔のお相撲さんの写真やら手形やらがあって、相撲好きならそれらも一見の価値あり。

 

f:id:mamiwa02:20190525004702j:image
f:id:mamiwa02:20190525004710j:image

f:id:mamiwa02:20190525005335j:image

 

・明神下 神田川支店
東京都墨田区両国1-9-1
両国駅より徒歩5分ほど
03-3631-3561
[月~金]11:30~13:00(L.O)、16:30~20:00(L.O)
[土]11:00~13:00(L.O)、16:30~19:00(L.O)
定休日:日曜・祝日

⬇応援クリックしていただけるとうれしいです⬇︎


食べ歩きランキング